raingoesup

「」

最古の記憶~小学校

知能が発達して記憶が体系化され、意識がかたどられる。

_____

 

僕の最古の記憶は3歳。妹と母がいて、家の居間の入り口の引き戸の擦りガラスから光が差し込んでいるようなイメージ。3歳ということを認識していたのは確か。

 

保育園では何かへまを起こしてへこんでいた気がする。他の子供に連れられて自分の意思に反して定刻を違反していたと記憶がある。

 

幼稚園では割と普通だった気がするけど、はみ出している他の子供を見ていた記憶がある。

 

小学校では周りの馬鹿さから一歩引いたような精神の居座り方を身につけてしまった。これが一番やっかいだ。何もしないから特段問題もないというだけなのに、周りの色々な活動をしている人間を無意識に蔑む。それもあってか友達と遊ぶというその行為が自然に出てくる理由をつかみかねていたきらいがあり、2年のとき母に「友達とか、嫌。」と言ってしまったと思う。

忘れ物はよくしていた。そのときだけ自己嫌悪。

 

だが何時からかユーモアを人前で発揮することを覚えていった。それが災いして、5年のとき掃除の時間に声をかけられてとっさに軟体動物のような挙動をしてしまったところ「気持ち悪い」と言われて1年くらいへこんでいた。

なぜだかこのころ「前と全く同じ状況を再現すれば時間を戻せる」という妄想に支配されていた。別に普通に起こらないとわかっているんだけれど、何故かそればかり考えていた。インセプションされたのかな?

 

6年では国語の時間で要約技術が評価されるなどして、頭が良いとされた。嫌いな女が「○○は国語の時間使える」とか言っててひどく気持ち悪かった。自分ではそんなに思って居なかったけど、言われすぎると無意識が変調をきたす。この体験は何か良くないものだったろうと思う。群集を信用してはいけないという戒めをこの回想から改めて得た。

兄が通っていたということもあり、なんとなく流れで地元の公立中高一貫校を受験した。件の嫌いな女とかが嫌いだったので離れたいという思いもあった。少しの嫌いなもののために好きなものも忘れて遠ざかってしまうのはよくないかもよ。受かったので行くことになる。野球部に入ろうと決めていた。

 

_____

概要でしかないけど、一応ザーっと記憶をスキャンしてひっかかってくる中で書きやすいものを一通り書いた感じ。

人間失格をちょっとだけ読んだのもあってこういう文章が書きたくなってた。

しかしまあめちゃくちゃ雑だ。独自性、ノンフィクションという面である意味コンテンツ力のある、自分の幼少期というネタなのだからもう少しだけしっかり校正して書きたい気持ちもある。

 

続けるかはわからない。別に高2ぐらいまでならそこまで恥ずかしくはない気がしてきた。