朝。階段を降りている最中に意識があることを意識する。
扉を開けて棚からパンの袋を手にとって机の上に置く。
コーヒーを入れながら、何かがうるさく鳴っていることを鬱陶しく思う。
パンを齧る。コーヒーを啜る。
パンを食べる、コーヒーをするる。
うるさいから急いで流し込んで、5分ぐらいで食べ終わる。
コーヒーがすべる。パンてんがするう。
・・・・・・2度寝をしていたようだった。鞄に必要なものを思い出しながら詰め込んで、万全かどうか不安に思いながらすかる。
歯を磨く。半分をこする。
服を着る、三点のさべる。
髪を立てる。両方にさける。
戸を開ける、快便をゆすぐ。
小学校のときに作った焼き杉のふくろうから鍵を掠め取って、微かに喉を震わせてから出て行く。
晴天が盛る。正面がずれる。
動けなくなった。
・・・こともあったというだけ。