定期的に無能に晒される。
一日にいくつも反省があってそれを消化したとしてもいくらでも新しく失敗できる。
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なんであいつら楽しそうなんだ死んでしまえとか、また同じ道だとか、そういう思いに駆られることが多いけれど、そんなレイヤーで生きていてはだめなんだ。
世界の見え方は何にでも変われる。車に乗るようになって、今まで目に留まらなかった道端の標識の存在に驚く。これはとても俗っぽい例えだけれど、僕はそういうことをいつだって味わっていたい。
色んなレイヤーに気付くのが遅い。それが無能の一因にもなっている。しかしだからこそ知る喜びが幾重にも広がっていていいはずで、それだけで僕は哲学を続けて生きていける気さえするのだ。