朝に少しバイトをして後は怠惰なものだった
生活にハリがない
忙しくなれば多少は何か変わるんじゃないかと思っていたけれどかえって逆効果だった
自分が虚しい
別に今日を責める気にもならない
どうにもならないということを知っているから
なんとか現実の上に乗ってこの時間を越えていかないといけないんだけれども
なぜこんなにやる気がなくなってしまったんだろうか
よくわからない
無理して意欲を出そうとしている
一番こだわるべきところ、楽しむべきところと別のところで強いられる努力に対しても、その楽しみがあるからといって頑張れるという無意識な仮定があった
これが忙しくなれば変わるという発想そのものなのだが、これが間違っているのかな
サークルの人を見ていると、とりあえず楽器がうまくてそこに楽しみを見いだしていたり、仲間との交流に楽しみを見いだしていたりして、そのためにバイトをたくさんして学業もそこそこに保っているというような感を受けて、それを受けての発想だったかもしれない
これは人としてあるべき姿の一つなんだろうと思う
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自分はどこまでいっても真人間ではないと思う
いくら普通や健全を知ったところで、それとの差に愕然とすることしかできない
それでも大人になってしまう
3回生の冬
あるべき姿を思い浮かべて無駄ならば、ここは今まで通り絶対にあってはいけない姿を思い浮かべることで及第点を目指すのが解だろうか
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成績にこだわる理由を失った途端、本当に何もできなくなってきた
何もかも現実感を帯びていなくていけない
この何ももたらさない冷え切った身体と腐った目をまるまる入れ替えてしまいたいのだ