raingoesup

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途切れた

研究室の掃除。日程を間違えてしまったので本来いるべきところにいるのではない。だから同じ級の者はいなくて、当然居座り方もたどたどしくなる。

掃除が始まった。バケツに水を汲んでくる。廊下にあるものの尋常においてそれが扉と認識することのない扉を開いて、受け口の広い流し台から汲み上げる。久しぶりの行為だったので分量がよくわからなかった。

バケツの水に雑巾を浸しに先輩がやってきて、話しかけてくれた。就職活動のこととか。

自分はそのときもう少し踏み入って、先輩のときはどうだったという話をすべきだったと思う。

 

その後同じような機会が巡れば聞いてみるかと思っていたけれど結局できずに帰った。

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スーパーで酒とパンとラーメンを買った。何か今食べるものも欲しいなと思ってたまにはマクドナルドにでも寄ってみるかと思い、おにぎりを買うのを見送った。マックに寄ったけど最安のバーガーでも二百円とかして高すぎじゃん。と見送った。帰った。

 

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ラーメンを食べてバイトをした。

 

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研究室での一幕に気持ちがもたげるけれど、あれはそもそも存在しない機会だったのだからということで流そうとしてみる。たまたま日程を間違えなければ先輩と同じ日にこうやって掃除することもなかったから。

 

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いつまでこんなことをやっているのかわからないという状況の中、就活が始まったらしい。ずっと大学院へ行く意思が固かって数日前に心変わりしたので、全くついていけていない。

 

丸く収まって欲しいと心のどこかで淡く期待しているけれど、多分波乱がなければまた落ちていく展開なのかなと思う。

 

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直近には、なんか知らないけれどあちこちで開かれるばかでかい説明会に行っていろいろ話さないといけないのと、TOEICがあるのと、免許もそろそろ取らないと法律が変わって弱い免許になってしまう。

楽しいことには多分、一番は旧友と会う予定があることで、その次にはサークルか。けれども、だんだんどんな顔をしてそれに臨めばいいのかさえわからなくなってしまうような気がしている。