raingoesup

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白い壁

 

 今日はこれを部屋に張る作業をした。

 

ホワイトボードを使っていると何故か捗ると感じるが、多分その要因は消しやすいことと書く領域が大きいことだと思う。

 

これは自由に切って壁に貼れるタイプのホワイトボード。普通のボードよりかなり面積当たりの価格が低いこともあり、とりあえず買ってみた。

 

四畳半の部屋に窓と出窓がついており、出入り口とかつて戸だったところ(今は塞がれて壁になっている、引き戸だったので面積が大きい、ただし表面の粗い木で塞いでいるのでこれを貼るのにはおそらく向かない)に加えクローゼットもあるので、壁資源はそう潤沢ではない。

 

・目的としては、ふと思いついたことをサッとかけるようにするとか懸案事項を整理するだとかなので、なるべくデスクに座っている状態からすぐに書ける位置であることが望ましい。

・だたし、デスク自体も壁の前でないと落ち着かない。

・また、同じようにデスクから近い範囲にあってほしいものとして本棚が競合し、これもできれば壁に背を向けていてもらいたい。

・領域の広さをフルに活用するには、できるだけ分断されないような形で貼りたい。しかし壁面は窓とかその他諸々で分断されている場所が多い。

 

とか色々条件はあったのだが、結局一つ目は無視する形でベッドの置かれている場所の壁に貼ることにした。ベッドの上に座るか、ベッドを少しずらせば立って書くこともできる。立って書くのは、適度に脳が刺激される感じがしていい。書き忘れていた利点をついでにもう一個あげるとすると、下を向かなくて良いという点。起きてすぐ夢の内容を書き殴れるので明晰夢が見たいときにも良い筈。

その場所は角に位置しており、その隣り合う面も空き領域だったので、今まで使っていた壁掛けタイプのボードを隣り合うそこに掛けた。角を使うことにより抜け道的に分断が回避される。

 

実際使ってみるとまあまあ捗った。ただ、もうちょっと広いとより捗るのにとは思った。元々使っていたサイズは45×60くらいで、今回切り出したのも同じくらいのサイズなのだが、いまいち足りない。必要なことを書いたらだいたい埋まって、あとの領域ももったいなくてどうでもいいことが書けない。

 

これを貼ろうと思ったきっかけの一つが、少し前に見学した研究室の広大な壁一面がほぼすべてホワイトボードになっているのを見たこと。理想はあれなんだけれど、まだ遠いなあ。まあいずれまた拡大したい。