raingoesup

「」

20180003

帰ってきたとき、今日をどうにか生きられて嬉しく思った。帰り道でスマホを落としてバキバキになったけれど。新しく入ってくることも去っていくこともすべてそれを自然にただ考慮に入れる必要があると感じた。失くしたから敗れたから悲しいのではない。いくらその比が失っていくほうに傾いたとしても、それをそれとして考えないといけない。見せ付けられる差異についても同じで、それはこれからももっと強く見せ付けられ続ける。変わることのほうが珍しいと思う。一方で、新しい感情が芽生えたような感覚もあった。昨日悲しすぎて泣いてしまってどうしようもなかったがあまりにどうしようもない自分を見つめ続けると、朝の空気の中の無垢な自然や小人たち(そこに境界はあまりなく、すべて一つの塊の概念に思える)の輝きに素直にそうなのかと、異次元に通じる窓を覗くようにして遠くからうなずくことができたような気がした。