raingoesup

「」

26

今日は補講で1限だから早く行かなきゃ、と早く行っていたのだが、補講は今日ではなく来週だったことにバスの中で気付いた。その瞬間に、人の密度がやんわりと低くなったような感覚になった。同じ時刻に学校へ向かっていても、授業がある日とない日では、景色や空気の感じ方が変わるのだ。やはりというか、ない日のほうが良いです。何も焦らなくていいということ、それから、必要無いのに朝早くに出てきているという健康・すこやか感。

すこやかに研究室へEnterしたら見慣れない人がいた。掃除の人だ。それから先輩が一人。先輩が「掃除の人...うんにゃら」とよくわからないことを言って僕の横を通り過ぎていった。何を伝えたかったのかはわからないが、結局わからなかったことで困ることはなかった。

午後は研究作業が進んだ。またシーザーサラダと味噌汁うどんを食べてコーヒー飲んで、午後は授業。まあ悪くない。その後も研究。まあ進んだ。

後輩の女の子がお菓子を配っていた。「お菓子どうぞ~」で、世相に疎い僕はまず受け取ってから「これなんのやつなん?」と聞いて、「ハロウィンなんで」で「あぁ~」。というようなことをした。ハロウィンね。盛り上がっているのはかろうじて知っているけれど、結局いつが本ちゃんなのか理解しておらず、またお菓子を配るという習慣がある(ないのかもしれないけど、それに発展しうるものである)という認識も無かった。