raingoesup

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忘年会のようなものが開かれて、一段落した。僕は教授の斜め後ろにいて、その動きを見て自分がすべきことを考えて、1ミリだけ動いていた。食べ物への距離が遠く、動きが目立つために、かなり控えめになって全然食べられなかった。終わってから同期プラスアルファが就活関係の雑談をする中で、自己PR文の構成をエクセルで練っていた。勉強と研究ぐらいしかおおっぴらに言えるようなことはやっていないので、話が彩りを欠いている気がしなくもないが、まあ。今日のところはそれなりに納得いく文がひとつは書けた。

基本的に精神を病んでいる、とはいかずとも暗いのがデフォルトみたくなっていると、突き抜けられない部分がありどうにも申し訳ない。すまん。というのは、他人との比較から出てきた感想。非常に眩しい。一緒にいるほど精神が馴染んでいって、無意識に同じような存在という意識が芽生えてくると、余計に厳しい。この文章にポジティブ要素を見出すことは難しい。そんなことをやってしまって、すまない。まだ学べるかなあ俺。