raingoesup

「」

2020/06/19

週の終わり。背後からの視線、いや時折横からだったり斜め前からだったりしていたそれに怯えながらも、仕事とその後の勉強を終えて、オフィスから出ようというとき、何故か掃除を始めていたその一団の前で、最低限失礼でない、のかもよくわからないコミュニケーションだけを残して去っていくことになった自分は、かねてから思案していたように会社帰りに飲みにいくことにした。わけのわからない電話をして少し気分を上げ下げしてから、街を歩いて、みんなやはり何人かの集団で、美味しそうなものを食べているのをみて、まともな人たちばかりだなどと思っていた。結局、一度入ったことのある、わけのわからない地下の、汚らしく臭いラーメン屋(臭いのはとんこつを扱っているので仕方ないのかもしれない。ラーメンは美味い。)に入った。案の定がらがらで、ふつうの個人経営ラーメン店よりは2倍くらいの敷地に客は自分とあとひとりだけだった。途中からめちゃくちゃ酔ってそうなおっさん4つが追加されたそこで、自分は明太子ごはんとビールを注文した。ラーメンを頼まなかったから、ビールはもしかしたら発泡酒に変えられていたかもしれない。その後はカラオケに行った。前よりも声が出て楽しかった。

 

 

 

 

今日は特に何もしていない。兄がその友人と明日釣りに行くというので来ないかとも言われたけれど、やはりなんとなくそんな場合ではない気がして。だからといってすぐに何をするでも、何かができるでもないのだけれど。中学生だかそれくらいのとき何かすべきことがあるのにつりに行ったりして上手くいかなくなってしまった経験があるから、なんとなくそれと同じようなことはしたくないのだと思う。別に明日中に絶対すべきことってないのだけれど、必要じゃないこと、他人と関わることでもないことに一日を丸々賭して疲れてしまうのは、必要なことがすべて回っていない人間にとってよくないのではないかと思えてしまって。何かのきっかけで気持ちが変わったり明晰になったりということもあり、それがあることで色々な問題が解決するということもあるのだけれど、それに一日以下略。