raingoesup

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センのサイ

旅行の計画を立てたり立てなかったりしながらだらだらと過ごしている 日々の密度が薄く、かろうじて高まっていた思考力はまた精彩を欠いているがそれほど気分は暗くない いやそれでもこの時間は毎年秋冬にやってくる憂鬱を今年も確かなものにする伏線なのかもしれないけど

夜深くなると足りないものがあるという感覚が強くなってくる 懲りずに散歩に出て見飽きた近所を徘徊したりもするが今日は生憎の雨と強風なのでまた意味の無い文章を書いている始末

明後日は履修説明会と成績配布があるから学校に行く、ついでに図書館に寄って本を借りる、そのために明日は本の予約をする。(指定した本が貸し出し中でなければ翌日カウンターですぐに受け取れる。)本はもう選んである。理工書は小説や新書に比べて高いから、そうぽんぽんと買ってもいられない。

文章を書いているうちにも言葉にするほどでもない虚しさは頭をかすめていく 虚しさは頭をダメにするのでそうぽんぽんと出てきてもらっては困る だからこうやって意味の無い作業もしているというのに だめなのか 句読点を使ったから圧迫感を感じてしまったのかもしれない なにぶん繊細なもんだから 繊細な自分が大好きな自分がとても気持ち悪い なにぶん繊細なもんだから

 

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つらくなると反射のように文字列が浮かぶことがあって最近はずっと「鬱病ザウルス」だったからバイト先で鬱病ザウルスって呼ばれてる青年を主人公にした小説めいたものを書こうと思っていたけど忘れてしまっていた