raingoesup

「」

-1

朦朧としていたい。少しでも明晰だと思っていた自分はどこかへ行ってしまったし、未来に何も描けるものがないし。もともと人並みの思考や生活は望むべくもないのだから、急に合わせようだとか思っても無理だ。理想を見失ってなお形のない理想が残っていて、無力感だけ生産し続けている。

平日はやり終えていない何かのせいで寝れない。休日は泥みたいに十何時間も寝る。今日もまだ納得できなくて起きている。

余裕を持って朝を迎えて、季節の匂いと光を味わっていれば、幾らか気分はましになると思うんだけど、それだけのことができない。