raingoesup

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悪い癖だと思う。問題が全部クリアできていたとしても、それだからこそ、気を緩めると思わぬところで殴られてしまう。気をつけたい。向くべき感情は、奴への嫌悪ではない。性質が違うという問題があるだけということが一つ。もう一つは、自分を嫌うのではなく、行動が適応しなかった事実をただ静かに、教師信号として処理する。まだ難しいのでもう少し機械的に処理できるようにしたい。

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苦しんでいる自分を画面の中に見つめる。いや、みじめが増強されるだけだが。そこでさらにみじめを感じる自分を画面の中に。意識が及ばない。集中するべきだ。階層化に。

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新幹線に乗って、岡山を通過している。前に小さい子供を持つ3人家族がおり、周りには岡山から乗ってきた人が結構いる。鉄の外殻。自分の文章が気に入っていない。気に入っている瞬間もある。山。プラント。雲。暗転。アナウンスはもう精神の、内層のほう。田園。土地。自分に適応しうる。割と身近にある。いつでも行ける。ベアリングの会社。そんなに向いてはいないだろうと思っていた。やれば何でもできるだろうと思っている。けれど向いていること、できること、何より目の前にあることに目を向けるべきだ。目の前は、精神の内側である。いかなる攻撃も精神の内側からである。感覚は精神の内側。世界は精神の内側。必要な魂の数は一つ。他人は全部ロボットである。精神の内側にあって、入力に対応し出力を提示する。

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山。美しい自然に触れたい。まだ知らない内面を、ただ楽しみたい。暗転と明転。見慣れない形の、塔のような建物。存在しない、1992年頃の文化へのノスタルジーが発火する。背筋を伸ばすと風景が少し近くなる。内面の連続性が少し確かになる。アナログな概念ではないと思うし、文章もかなり遅れている。わずかに並走した時間、すれ違う瞬間に安定な区間がある。つまりはその方法での安定は確定的に一時的なものだから、その理想状態をベースに考えるのは難しい。理想でなくても安定は可能だと思うが。暗転。内面に見出した暗転を応用してみる。