raingoesup

「」

2019.10.09

語彙消失して同じような文章しか書けないことは分かっていて、それを書いて何がよくなるのか、あまりイメージはできない。

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朝。とっくに終わったと思っていた人間関係が顔を覗かせる。挨拶をしてきてくれて、そのあと何か話そうかと思ったけれど何も話さなかった。そもそも、顔と名前が一致していない。候補が2人いる。いるはずのないほうを省いて考えると、そこまで親しくもなかったような気がしたのでやめたのだった。後々、久しぶりに、忘れたツイッターアカウントにログインすると、いないはずのほうの人が、僕に会ったという旨のことをつぶやいていた。まあ、合致が間違いだったことを考えると、話しかけなくてよかったなと思いつつ、そんなんで向こうは覚えてくれていて挨拶までしてくれてツイッターにも書いている、片や僕はすっかり忘れているという事態に呆れてしまう。

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穏やかな人格のことを考えさせられる。僕はいつでも焦っていて意地汚いし、自分のことを異常だと思って、そのまま異常になっていっている。いつからかはわからない。日々、初対面の人に異常を感知される度合いが強まっているような気がして、それをそういった体験によって歪んだ顔のせいであるというような認知でいる。穏やかな人と、穏やかなまま再び笑えることがこの先あるんだろうか。思うに、異常な行動をしたとしても、人格は穏やかなままであるというそのありようは、自分で作っていくしかない。ともすれば、誰かの真似に追われてみじめになっていくのではなくて、ただその姿のイメージを醸成していくことが望ましい気がする。