raingoesup

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誰がキノボリハイラックスや

・仕事始め

あまり眠れなかったが、朝はそれほどしんどくなかった。一本早い電車に乗ることは叶わなかったが、余裕を持って、階段を駆け上がることなく電車に乗る。クリーニングを終えたスーツが臭かったのが気になってはいた。電車が急病のお客様により一時止まったので、遅れたら面倒だなと思ったが、5分程度の遅れで済み、事なきを得た。会社に着いた。もし何もかも忘れていて、混乱のなかただ精神が終わっていくのではというのを想像していたが、さほど問題は無く、少し確認作業の念が押され過ぎていたぐらいで、昨日から続いていたみたいに、気づいたら再開していた。あけましておめでたいという旨のことは口頭で言うことが無かった。面倒がなくて良い。19時くらいまで作業して、その後は気になっていた本を確保した。オライリーのHeadFirstという、めちゃくちゃに楽しげな構成のシリーズの、デザインパターンの本。定番の、緑色の石の絵が描いてあるやつも一応見て、まあそちらも結構シンプルで良さそうだったが、めちゃくちゃに楽しげなのをより好むので、先に述べたほうを借りた。そのあたりで結構もう疲れはきていて、というよりも、帰ってからスーツをどうにかしたいだとか、初日からペース配分を誤って疲れてしまうのが怖いだとか、という気持ちが体調に作用するような形で抑え込まれたのもあり、そこそこで切り上げて帰った。自然な再開だったとはいえ、終始、これでええのか、おわってええのか、というような気持ちがつきまとっていた。しかし、全体的には、キマっているかのような精神の軽やかさもあり、ずっとこんな感じならなあ、と思わずにはいられなかった。