raingoesup

「」

2020/12/09 -

夜、帰ってくるくらいのころは割と元気で、終わってみればそれほど調子悪くはなかったかな、という感じだった。

朝。風呂を予約し損ねていて、起きてから押したので順番が狂い、なんやかんやで一本後の電車に乗ることになる。行きしな、時間差から発生した小学生の群れを見て、そういえばこっちも通れるのかな、通っているっぽい人を見たことある、という脇の小道に飛び込んだ。少し距離的には遠回りしている気もしたが、交通量のほぼない小道を通って、体感的にはとても早く着くことができた。見覚えのない道を通れて新鮮な気持ちになって、とても助かる。

いい加減資格試験の勉強を本腰入れてしなければなあ、と思って、行き帰りの電車でもとも思うのだが、やはり朝は頭や目首肩を休めたい、となりすることににはならない。駅で、おそらく初めて、会社の人を見た。どっちから来ているんだろう、同じ電車だったのだろうか、みたいなことを思った。

昼は担々スープ春雨とか食べた。あわよくばとなか卯の担々うどんのような弱腰な担々を期待していたけれど、普通にちょっと辛い、まあまあの担々だった。保険屋に一声かけようとやっと思ったときには消えていた。そういうこともあるんだ。

夕方。というか夜。そんなにきりの良いところまで作業が片付いた、というわけでもなかったけれど、そういう予定の日だったので、勉強に切り替える。会社なので何か謎の遠慮が走りつつ、サイトを見て勉強法を考えて、サイトに登録して、やった。どうせ家に帰ってやるとか土日にやるとかしてもやらない気がしたので、それなら、これから毎日会社でやるようにしようかな、などと思った。やや異様ではある気もするが、あるいはそれを、求めるべき狂気の形とするなら、そういう頭のおかしさ、ある種のリミット解除みたいなことなら、楽しみになり、できそうな気がして、望ましいのではないかと思った。こんな風に書いてしまうとすべての矮小さ、くだらなさが晒されてしまうので、これさえなければもう少しきれいな形で、望ましいことをやれそうなのだけど。そんな風に思ってもすぐに忘れてしまうので、すっかり忘れてしまうことが一番残念な気がしたから、多少無理矢理でも、醜くてもとりあえず書いておくことの正しさには抗えず、そのようにやっていく。