raingoesup

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排水 1/26

散らかった部屋をガサゴソとやって仕事場を作る。久々の在宅勤務だった。午前中は短い周期で作業と休憩を繰り返すやり方をやって、疲れる前に休むことでめりはりをつけることができていた気がする。午後はだめだった。連絡のタイミングなどでもう少し霧の良いところまでやって、とか考えているうちにもろもろと崩れていった。原因という意味ではない。原因はよくわからないがひたすらやる気が出なくなった。/多分、モチベーションが低い、みたいなところかなあと思う。それは実感の低さとも関連していると思う。ちゃんとどういうことをやっているのかを理解すれば、もう少しちゃんとやろうという気も起きるだろうが、全体の意識、文字通りの意識が低いためになにもわからず立ち尽くす。立ってなどいないが。/出社して雑務や周りの目線などで不要な意識を消費するか、家でただひたすら意識が薄らいで何もできなくなるか、みたいな極端さがある。家の空間は多分あまりよろしくない。ずっと昔の調子の悪いときにどんどんと調子が悪くなっていった場所だ。ずっといるとまあよくなくて当然かと思う。/モチベーションの話。最近は消費行動により無理矢理刺激を受け動力にならないかなというようことをしていたが、あまりなっていない。そういうことではないんだろうなあ。無いよりはましなんだろうか。急に本を読んでみたり。~してみたり、というのは、ここのところの父親の不安定な言動について母親が言及する際によく使っている言い回しだ。/本の話。引き続き、アヘンの世界的栽培地であるミャンマー北部に潜入する紀行文。あまり読まないジャンルの本だったが、結構面白い。フィクションとはまた違った没入感があるし、いくらかの知識の広がりもある。俺の言葉の広がりはままならない。/なんとなく、今より30年近く前の、それでいてさらに現代的とはいえない地域の生活に、筆者がとけこんでいくような描写などに新鮮さを覚えた。俺の言葉に新鮮さは薄い。//というわけで明日も在宅。まあまだ最悪というほどのところまではきていないが、明日まで今日のような進捗度合いだとそろそろよくないことになってくる。気持ちを入れて頑張りたい。気持ちを入れて頑張りたい。すべての方面からやっていくことは難しいけれど、ポイントを絞って、少しでもまともな動きができるようにはからっていく。