raingoesup

「」

2022/10/11

悔しいって気持ちを忘れないこと。それが前を向くために一番大切なんだって。

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不本意な形で終わってしまった。根拠の無い自信の、無いはずの拠り所をなくしてしまったので、また探さないといけないのかなと思う。年齢と、一気になくし方と、その理由がかなりクリティカルに心に刺さってしまうものだった。

とにかくこれに心を占拠されて何もできない状態というのは避けるべきだったので、唐突に新しいことをしようとしたり、生活を回そうとしたりはした。そのように動いている、動けているうちはまあ、100%を悪くて意味のない思考にされることはない。のだが、寝る前にはやはり心が無防備になる感じがして、どうしたものかと思ったので、ノートの方眼に一文字ずつ丁寧に、その日あったよかったことを5つ書き出すようにした。よかったことファイブというらしい。なんなん?

1.掃除機ルールを設定、設置できた。

2.ケーキを提案、購入できた。

3.Dr.ハインリッヒ、キュウの公演が見れた。

4.ひとり焼肉を食べれた。

5.京都でタバコが吸えた。

6.リコリス・リコイルが見れた。

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その前。もう少し気分が地に近いところにあった昨日は、家計簿の整備やブックマークの整理をした。一昨日から件の試みをやっていたはずだが、どこにも書かれていないのはどうしてだろう。もっと良いことのはずなのに。

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昨日の帰り道。周りの人間に世界がどう見えているかわからなくなって不信感が募った。不信感ではないだろ。暗い劇場や、あるいは京都の街並みが何かの記憶を引き起こしたか。あったこと、なかったこと。あったことだけで構成される視界もあるのか?無かったことのほうが多い。それは自分相応だと思うし仕方無いと思う。見え方ってそういうことか?それだけではなかっただろうなと思う。もうちょっと重要な感覚のような気がした、というポジティブな話。であってほしい話。

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面白いと思っていたことの一つを、もういいやとも思った。その良し悪しよりも、ちょっとだけ組成が変わって生きているという感覚をもう少し維持したい。難しいことだろうか。悔しかった気持ち、ではない自分の何かは、適当に捨て去ったうえで少しだけ経験による学びと思い切りを持って生きていくのが、合っているし適切だと思っている。