raingoesup

「」

2023/06/11

コンタクトを無意識に葬り去ってしまっていたらしい。

稼働が高いね、無理しないように、ということを言われると、本当にそのようにえげつない状態になっていると身体が思い込んでしんどくなってしまうような。あるいは本当にそうなのかもしれないけれどもちょっとひどく疲れてしまった感が週の終わりごろになると現れて、昨日はずっと寝ていた。今日も起きて12時くらいだろうなと思ったらその通りだったし、その後も倒れていた。夕方頃になって出ていこうとする。12時に起きたときに当然のように目にコンタクトが貼りついていたのではがしてキープしたはずなのだが、出ていく段になってみているとコンタクトケースは下を向いていて何もなかった。新しいものをはめた。

歩く。森の中は地面がぬかるんでいて虫に刺されそうという意味で快適ではないのだけれど、それでも濡れた土や木や草のにおいを感じるだけで随分とましな状態になるような気がした。その匂いを嗅ぎながら眠りたかった。地面がぬかるんでいた。川で魚を見た。いつもと少し違う場所にいた。映像に収めた。

電車に乗った。隣駅で降りる予定だったがいたたまれなくなってその先へ。降りた先では本屋に行って隣駅でする予定だったのとそう変わらないことをした。少し本のラインナップが変わったところがあるのは良かったけれど。その後、少し散歩をしてみたけれど一層虚しい気持ちになってしまった。引き返しの電車に乗ってまた関係ない駅で降りた。食べるところにある程度のねらいを置いて。ねらったところにはいかなかったけれどもラーメンを食べて帰った。一番無難なところではなく済んだことがうれしく思うのだけれど、そんなことに喜んでいる人間がどれくらいいるのだろう。