夕方。16:45という中途半端な時間に、梅田のとあるビルの8Fにある居酒屋で、「ハイボール」と書かれたライム酎ハイのジョッキを傾けていた。半個室のようになった空間、入り口から二手に分かれた掘りごたつ席の、手前側の一番右奥に陣取れ、隣と前の席の人間も特に見知っていて話すことに緊張は感じない相手だったのでそのような配置は良かった。注文はQRコードを読み込んでやる形式で、それも気負いが少なかった。何を話していたか？どのようにして人が辞めていったかとかいう話を聞くのは楽しく有益だったと思う。それを聞いているときは自分が話さないといけないということもないので良かった。適当な自己開示でもやればそれで適当な反応が得られてその場が切り抜けられることもあります、というのを最近になって知った。いやそれであっているのか、たんに最近運が良い目なだけか。運の良さに感謝したい。そのようにして2杯の酒を飲んで、あとは烏龍茶と水のみを飲んでいたが、しっかり頭痛は残っていて、昨日の今日でもあったので、どこかで追加で飲んで帰りたいという気分にはなったが、そのようにはならなかった。
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そんなこんな、振り返ってみるとそれほど悪かったとは思わない。悪かったとは思わないし、最低限自分に課した人と関わるノルマが達成できたのであれば、それはかなり良かったことなんじゃないのか？よかったですね。
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それはそれとして、無力感にさいなまれ続けている。すっからかんになっている脳。月曜から仕事に復帰して、今までみたいになんとなくやっていくことができるのかというような、不安。意味の無い不安だと思ったし、かつてもそう思ってやめることができたものだと思うのだが、それにもまして何も考えられていないような。
何か今とか、超えれそうなイメージも見えなくはない気がするけれども、まだ掴めないでいる。必要なのは理性か感情か、それが合わさったものか。たいそう格好悪い分類で語ろうと思ったものだけれども、単に理性で解決できそうになくなってきているから、あれほど遠ざけていた感情に何か役に立ってもらおうなどと思っている。まあ、そういうことがあってもいいんじゃないでしょうか。結果、今まで頼っていたのは感情だったということになるかもしれない。なんか知らないが、探し続けていきたいものですね。現実的な話。そんなところです。
